From:横浜・保土ヶ谷の自宅
昨日は節分ということで、
近所のスーパーいなげやはお祭り騒ぎ。
所狭しと”アイツ”が並んでいましたよ。
そう。
アイツとは、恵方巻きのことです。苦笑
毎年思いますが、、、
そもそも、
節分に恵方巻きを丸ごとかぶりつくという習慣は、
いつ、どこで、何の目的で始まったものなんでしょうね?
2/14のバレンタインにチョコレートを
プレゼントするのと同じ感覚でしょうか。
一方で、バレンタインのチョコと違って、
毎年、恵方巻きは売れ残って大量廃棄という
別の問題も世間を賑わしていますが、、、
ほんと、何なんですかね、あの習慣。苦笑
あなたも疑問に思いませんか?
ただ一つ、ハッキリしているのは、
どこかに”仕掛け人”がいるってことですね。
マーケティングの必殺”仕掛け人”の事例
僕がまだ起業したての頃、
ある経営者の方が僕にかけてくれた言葉で
とても印象的な言葉があります。
その言葉とは、
「流行っているからといって、
ありがたく並んでる奴は全員アホだぞ。
あいつらは、並んでいるのではなく、
並ばされているんだ」
このズバリ核心をついた言葉に、
思わずドキッとさせられました。
確かに、自然発生的に流行するものもあります。
でも、ほとんどは、
”誰かの意図”で作られるケースが大半です。
例えば、土用の丑の日。
一説によると、
夏に鰻をなんとか売るために相談に来た鰻屋に、
平賀源内が「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを提案。
すると、その鰻屋は大繁盛したといいます。
また他にも、
ファッションの流行色に至っては、
「国際流行色委員会」なるものがあって、
服屋に商品が並ぶ2年も前から決まってるらしい。
さらに、その流行色の決定を受けて、
ファッションの情報収集を専門とする企業が、
流行させる洋服のおおまかな素材や形を提案。
その後、新しい素材の見本市が開かれ、
使用する素材が決まり、ようやくここで
各ブランドが洋服をデザインし始めるとのこと。
どおりで毎シーズン販売される洋服の
色やデザインが似通ってるわけですよ。。。苦笑
一番怖いのは、〇〇〇〇すること!
こんな感じで、
世の中には流行を生み出す
”仕掛ける側”が必ず存在しています。
そして、
そんなことも露知らずに
踊らされている仕掛けられる側(大衆)がいるおかげで、
莫大な利益を得ている企業があるのも事実です。
もちろん、
世の中には広まったほうが
好ましい情報や商品はたくさんあります。
でも、全部が全部そうではないですよね。
”クズ商品”であることを百も承知で、
自分が儲かるためだけに
平気で人を騙す人がいるのも事実です。
挙げ句の果てには、、、
仕掛けた人間は手柄や褒美を独り占めして、
ヤバくなればさっさと逃げていく。
後に残された人たちは、
「自分たちは被害者だ!」と主張し、泣き喚く。
うーん、、、なんだかなぁ・・・
この世の中の風潮、
どこかおかしいと思いませんか?
まぁいずれにしても、、、
「仕掛ける側」
「仕掛けられる側」
関係なく、
「思考停止」することが
一番怖いことなのは間違いありません。
だから、迷ったとき、
こう自分に問いただしてみよう。
これは本当に自分の意思で決定していることなのか?
それとも、
これはただ単に、周りが騒いでいるから流されているだけなのではないか?
些細なことでも違和感を感じたら、
少し立ち止まって自問自答していきたいですよね。
さて、恵方巻きはどっちでしょうか??
最後にこの人の言葉を。
この世の中には、本当の意味での”被害者”はいない。いるのは”志願者”だけだ!
by ダン・ケネディ
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