よくセミナーに出席したり、本を読んだりすると必ず語られるのが「大量行動」についてです。
頭で考えるんじゃなくて、とにかく動け!と。
おそらくあなたも一度は聞いたことあるでしょう。
しかし、そこには大きな罠が潜んでいるのをあなたはご存知ですか?
ここでは、「大量行動の罠」について解説しています。
大量行動は成功への「〇〇条件」であって、「〇〇条件」ではない!
ウェブマーケティング業界でよく語られるのが、
- Facebookは1日1記事あげよう!
- Youtubeなら1日1動画アップしよう!
- ブログは毎日投稿しよう!
- Twitterなら1日30つぶやきしよう!
など、必ず行動量が求められます。
当然ですが、成果を出すためには、アウトプット量が多い人のほうが成果が出やすいのは事実です。
しかし、これだけでは成果が出ないのもまた事実です。
なぜなら、
大量行動は、成功への必要条件であって、必須条件ではない。
からです。
たまにあなたもこんなこと思ったことはありませんか?
友達のSNSの投稿を読んでいて、「そんな投稿ばかりしていたら、逆に嫌われるでしょ!」と思ったこと。
これは「大量行動」の本質を完全に履き違えているパターンです。
本当に大事なのは、なぜその行動をするのか?といった「戦略」をあらかじめ考えることであり、
一つのメディアを点で見るのではなく、線で捉える「システム」を構築することです。
これに「大量行動」が組み合わさって、初めて結果が出ます。
まず最初に考えるべきことは、
- 競合が少なく、かつ需要がある市場はどこにあるのか?
- 自分はどういうポジションでビジネスに参入するのか?
- どういう独自のメッセージ性を打ち出していくのか?
最初にこれらの「コンセプト」をしっかり練りこまないと、結局その他大勢の中に埋もれてしまいます。
順番として、大量行動はその後なのです。
はじごの掛け違いにご注意を!
名著「7つの習慣」の一節にこのような言葉が書かれています。
はしごをかけ違えて大量行動をすれば、一段ずつ昇るごとに間違った場所に早くたどり着くだけである。
つまり、どんなに日々忙しく働いても、また、効率的かつ効果的に動いたとしても、目的とゴールを明確にして何事も始めない限り、すべてはムダになるということです。
これはウェブマーケティングにも言えることです。
- ブログを書く。
- YouTubeに動画をアップする。
- Twitterでつぶやく。
- Facebookに投稿する。
- Instagramに画像をアップする。
など・・・
すべてにおいて、「戦略」と「コンセプト」ありきです。
もっとライバル不在で戦える場所(しかも、見込み客がいる場所)を探すことに時間をかけましょう。
大量行動をするのはその後です。
そして、明確に戦略とコンセプトが決まったらあとはアクセル全開で突っ走るのみ!
コンテンツを作って、リリースして、検証して、改善する、を繰り返す。
ただやるのではなく、やりきる!
- 正しい戦略
- 正しい行動
- 正しい継続
この3原則は折に触れ、思い返しましょう。
まとめ
まずは頭を使ってコンセプトを練り込む。その後、大量行動をかける。
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