最近、Yahooのトップニュースでこんな衝撃的な記事を発見しました。
日本自動車工業会・豊田章男会長:
「なかなか終身雇用を守っていくというのは、難しい局面に入ってきたのではないか」
自動車業界トップが終身雇用の継続は難しいと話す。
トヨタの豊田社長は、業界団体のトップとして終身雇用について「雇用を続けている企業にインセンティブがあまりない」などと述べ、今のままでは継続は難しいとの認識を示しました。
一方、中途や派遣の社員が増えているとして、「やりがいのある仕事に就けるチャンスは広がっている」と述べました。
終身雇用を巡っては、経団連の中西宏明会長も「終身雇用なんてもう守れないと思っている」と発言。
Yahoo!ニュースより引用
だいぶ時代も変わってきましたね。
ちなみにトヨタは、今年初めて自動車メーカーとして売上を30兆円を突破したそうですよ。
日本のトップ、いや世界の自動車メーカーのトップの発言だからこそ注目を集めています。
さて、このニュースを読んでみて、あなたは何を感じましたか?
僕は正直、時代の流れに柔軟に適応していかないと、いずれ時代に取り残されるなと、改めて危機感を感じました。
これからの時代どう生きていくべきか。
そして、どんな能力が必須となるのかについて、筆者なりの考えをまとめました。
この記事の目次
これからの時代もっとも重要となる「〇〇力」とは?
過去の成功法則に固執すると、その会社は淘汰されるというのはよく聞く話。
富士フィルムが液晶フィルムから複合医薬品や化粧品などを作る会社に転身して成功したのは良い例です。
これは会社だけではなく、間違いなく個人にも当てはまることでしょう。
昔の日本の企業は、国を挙げて一丸となって終身雇用制度の中で戦ってきました。
まさに「企業戦士」という言葉が代名詞でした。
しかし、グローバル化が進み、「結束力」が求められた時代から、「柔軟な適応力」が求められるようになりました。
おそらく、あなたもこの言葉は散々聞いてきたことでしょう。
「これからは”変化への適応力”が武器になる時代だ」と。
もしかしたら今後、転職を何回も繰り返していると「本当に大丈夫?」という考え方が、時代遅れになるかもしれませんね。
あなたも次の質問を一度じっくり考えてみてください。
1つの会社でしか働いたことがないのは、本当に「価値」があることなのか?
僕も起業してから同じことを続けているだけではなく、小さな変化を毎年繰り返しています。
もしかしたら、今やっているビジネスもあと数年後には通用しなくなっているかもしれません。
なので僕たちは、これからも活躍し続けるために、変化に対応できる「柔軟な適応力」を身につけていく必要があるわけです。
今すぐできる事としたら、例えば、
- これまでの自分の「経験資産」を少しずつネットで情報発信してみる。
- 今働いている会社や組織の外でビジネスをしてみる。
- まったく別分野の人と交流してみる。
見聞を広めつつ、いつでもどんな状況でも適応できるように今から準備しておくことは、間違いなくこれからの時代、武器となるでしょう。
これからの時代必須となる3つの能力とは?
僕がまだ20代半ばの頃。
日本郵船のグループ会社である、郵船ロジスティクスという巨大企業を退職したのはまさに「危機感」からでした。
700億円を越える売上規模の安泰企業を辞めるときに、「なんで辞めるの?」という声や視線が多かったのは事実です。
しかし、どこかで思い切って舵を切らなければいけない。
大きな企業で、ただ言われたことをこなすだけの仕事では、安定とは言えない時代が来るだろう。
そして、これからの時代必要となる能力は、
- 世の中の本質を見極める能力
- 個人で戦えるスキル
- 変化への適応能力
この3つであると確信していたのです。
年齢を重ねれば重ねるほど、必ずフットワークが重たくなるのも容易に想像できました。
しかし、遅いなんてことは絶対にありません!
1秒でも早く、外の世界との交流を広げたほうが将来の汎用性は高くなります。
未来のことをいくら考えてもわからない時代だからこそ、ますます「個人」の存在意義が増していくことでしょう。
少なくとも僕はそう思っているし、こうした想いや価値観をあなたと共有したいからこうやってブログを書いています。
3年後、あなたは何してる?
3年後の今日。2022年7月21日。
あなたはどこで何をしているでしょうか?
どんな環境にいるでしょうか?
3年後、東京オリンピックは終わっています。
いよいよ高齢化が猛スピードで加速していきます。
IoTやAIといったテクノロジーは、ますます僕たちの生活に溶け込んでいることでしょう。
3年後もバリバリ成長できる人。
僕はこんな人だと思っています。
『しなやかな人』
変化を楽しみ、変化を受け入れ、変化をうまく活用していくことができる人。
それはまるで、竹のようにしなやかに曲がり、周囲の状況に柔軟に適応できるようなイメージです。
「新しいことへのチャレンジか・・面倒くさいな・・」なんて、すぐに拒否反応を起こしたりしない。
もっとナチュラルに変化を楽しみ、受け入れる。
「へぇ、これ面白いね。やってみよう!」
「しなやかな人」は変化を受け入れ、そして、自分の頭で考えて選択します。
だから、
- もう歳だからできない...
- 周りと比べたら、僕なんてまだまだ...
- 他人からバカだと思われたくない...
こんなこと絶対に言わない。
自分自身で「壁」を作り、閉じこもることもしない。
いい加減、そんなしみったれた自分を終わりにしよう!
自分に負けそうな時ほど思い出したい言葉
とはいえ、それが簡単にできるのであれば、誰も苦労しないですよね。。汗
もちろん僕も自覚症状がありますよ。
どうしても過去の”負け続けた自分”を判断基準にしてしまう。
「俺には到底ムリ・・まだそのレベルじゃないし・・」
何度この言い訳を、自分に言い聞かせたことだろう。
しかし、そんなこと言ってる間に、40、50、60歳なんてあっという間です。
「過去の経験」とか「周りの評価」なんて、ぶっちゃけクソどうでもよくないですか?
変化に体が動かなくなってしまったらそこでおしまいです。
あとはメシ食って、排泄して、繁殖してよし。
そんな毎日のルーティーンを楽しんだらいいでしょう。
でも、本当にあなたはそれで満足でしょうか?
- 変化を楽しむことができる「しなやかな人」
- 変化に振り回されない「しなやかな人」
- 変化を「強み」に転換できる「しなやかな人」
変化に対して怖気付きそうになったら、この言葉を思い出しましょう。
今から20年後、あなたはやったことよりも、やらなかったことに失望するだろう。
by マーク・トウェイン
恐竜が絶滅したのは、環境の変化に適応できなかったからです。
幸いにも、僕たちは知能が発達した哺乳類。
すべては「テスト」と「検証」と思って可能性を閉じることなく、人生いろいろなことに果敢にチャレンジしていきましょう。
まとめ
Just Do It!(行動あるのみ!)
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