「なぜ、あの人はあんなにも仕事ができるのか?」
「あの人は天才だ!」
人より優れた能力を持っている人を見て、
あなたも一度はこのように思ったことがあるでしょう。
でも、本当に「あの人は天才だから」の一言で、
すべてを片付けてしまって良いのでしょうか?
今日は「スキルアップと人間の能力」というテーマについて筆者なりの考えを書きますね。
あなたの一つの思考のモノサシになればうれしいです^^
この記事の目次
あなたはこんなこと思ったことありませんか?
自分ができないことをできる人を見て、
- あの人は天才だ!
- あの人は生まれ持った才能がある。
- あの人は特別な能力がある。
というように、
人は一括りに考えたがる傾向があります。
事実、そうかもしれません。
でも、本当にその人に「天賦の才」があるかどうかは誰にも証明できません。
なぜなら、パワプロやウイニングイレブンといったテレビゲームのように、
個人の能力を明確に数値化できないからです。
それでも、「あの人」は生まれながらにして
特別な才能が備わっていると信じずにはいられません。
なぜか?
信じることをやめた瞬間、いま自分に才能がないのは、
ただ単に努力していないからだ。と結論付いてしまうからです。
「あの人」にはあって、自分にはない「才能」というものを
探し求めれば求めるほど、不運な自分の境遇を嘆くことができます。
また、かわいそうな自分を慰めることもできます。
そして、最後にこう呟きます。
天は我を見放したのだと。
でも、僕は思います。
「ホントに、そうなのか?」
「あの人も同じ人間ではないか!」
「能力の差なんて大して変わらないのではないか?」と。
そうは言っても、
「私、何をやってダメなんです…」
そう思ってしまうのは、
ある一つの原因が関係しています。
「挫折思考」の共通点とは?
「自分を高めたかったら、もっと挫折をしろ!」
こんな言葉、よく聞きますよね。
言うのは簡単ですが、
やっぱりそれを乗り越えるのはめちゃくちゃシンドイわけです。。。
はっきり言って、一筋縄ではいきません。
なかには昔の僕みたいに、
- 「自分には才能がない」と落ち込んだり、、、
- 「これが自分の限界だ」と決めつけたり、、、
- 「もうすべて終わった」と自暴自棄になったり、、、
そんな人もいるのではないでしょうか?
こうした絶望感、ホントよくわかります。
それが初めての挫折であればなおのこと。
苦しみや辛さは相当のものですよね。
でも、あえて厳しいことを言わせてもらえば、、、
こういう人たちの共通点というのは、
「解釈が浅い」という点だと僕は思っています。
物事を成し遂げる「〇〇の差」とは?
ちなみに、「才能」とは何でしょうか?
辞書を引いてみると、
物事をうまく成し遂げるすぐれた「能力」のこと。
技術・学問・芸能などについての素質や「能力」のこと。
と書いてあります。
では、その「能力」とはどうやって身につけるのでしょうか?
その前に、あなたに一つお聞きします。
「今のあたなには、どのような能力がありますか?」
あ、難しく考えないでくださいね。
例えば、、、
- 洋服を脱ぎ着する能力
- 箸を使う能力
- 布団を敷く能力
- 日本語を読み書きする能力
- 九九を言う能力
- 自動車を運転する能力
- カラオケで歌う能力
- ダンスを踊る能力
・
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・
これら全部、生まれたばかりのあなたには、
できなかったことばかりではないですか?
でも、これらの能力はすべて一瞬にして備わったものではないですよね?
コツコツと繰り返し反復することによって身につけた能力ですよね?
ということはですよ。
人間、生まれ持った能力の差なんてほとんどありません!!
「あの人が話す英語は完璧だ。なぜなら、特別な才能があるからだ…」
違う!!
反復学習した量の違いなだけ!
「あの選手はやっぱり天才だ。とてもマネできない…」
違う!!
反復練習した量の違いなだけ!
「あの起業家はお金儲けの天才だ。とても追いつけない…」
違う!!
反復挑戦した量の違いなだけ!
そうです。
違うのは「反復の差」だけなんです。
もしそうなら、今まで以上にコツコツと
繰り返し反復を続けていけば、どんな能力だって身につけられると思いませんか?
能力とは、できること。
つまり、「物事を成し遂げる力」のことです。
もうすでに僕たちはたくさんの能力を身につけ、
そして、たくさんの物事を成し遂げているという事実も忘れてはいけません。
”才能”という名のプレゼントをあなた自身に!
「gift」という単語の意味をご存知でしょうか?
そうです。
「贈り物」という意味です。
実は、もう一つ意味があります。
それは、「才能」という意味です。
では、その「才能」の贈り主とは一体誰でしょうか?
そうです。
他でもない「自分自身」です。
才能を惜しみなく自分にプレゼントしてあげるのか、それとも・・・
どちらを選択するかは
最後は僕たち次第ということです。
Yes,we can!
まとめ
人は誰しも、才能に溢れている。
なぜなら、もうすでに僕たちはたくさんの能力を身につけ、そして、たくさんの物事を成し遂げているからだ。
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