先日、ネットサーフィンをしているとこんな情報が目に飛び込んできました。
70歳以上の夫婦の離婚件数が過去最高に。2000年は1,436件。2014年は3,453件と約2.5倍に増加。
出典:厚生労働省
いわゆる「熟年離婚」と呼ばれるものです。
5年前の調査結果なので、今はもっと増えていそうですが。。。苦笑
離婚する理由のトップは、「価値観の違い」や「性格の不一致」とのこと。
ふーん、、、と思いながらも同時に、こうも思いました。
「ガキじゃあるまいし、よくもまぁそんなこと、いい歳した大人が言えたもんだ!」
(※心の声をそのまま引用)
はい、まだ結婚もしていない、独身男のたわごとですけど、何か?w
でも、そうじゃないですか?
夫婦だろうが、親子だろうが、「価値観」や「性格」は違っていて当たり前。
その違いをお互いがわかり合ったり、認め合うために、「コミュニケーション」という能力が人間には備わっているのではないかと。
離婚に至る原因は、突き詰めて考えれば、その人間に与えられた特権的能力、つまり「コミュニケーション能力」を磨いてこなかったツケではないのか。
「価値観の違い」というのは、言ってしまえば自分のことを棚に上げて、あたかも相手に非があるかのように自己正当化する、テイのいい言い訳に聞こえてしまうのは僕だけでしょうか?
他にも、こんな人もよくいますよね。
上司や仕事の得意先にはペコペコするのに、嫁や子どもには威張りたがる男。
職場やご近所では愛嬌を振りまくのに、家庭では愛想もそっけもない女。
外面だけはよくて、中身は最悪…みたいな。苦笑
また他にも、こんな言葉もよく耳にします。
「いや、うちの愚妻は…」
「ダメなのよ、うちの旦那は…」
「まったく、バカ息子には…」
「もう、うちのワガママ娘ときたら…」
このブログの読者さんにはいないと思いますけど、、、
もし、こんなことを言う節があったら、今すぐやめましょう。
もうね、聞いてるこちら側がつらくなるわ。。。泣
すべては、こうした日本独特の「へりくだる文化」がいき過ぎてるのが「熟年離婚」の原因なのではないかと個人的には思っています。
あなたもそう思いませんか?
僕の揺るぎない信念の一つに、こんなものがあります。
一番身近な「他人」のことを大切に扱えないような人間が、それより遠い他人を大切にできるはずがない。
ましてや、いい仕事なんてできるはずがない。
コミュニケーションの始まりは家庭から。
夫婦でも、恋人でも、ビジネスパートナーでも、お互いをリスペクトし合いながら、人間関係を築いていきたいですよね。
人間にとって「コミュニケーション能力」を高めることは永遠の課題です。
この言葉を肝に銘じて、死ぬまでこのスキルは磨いていきたいですよね^^
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