「なにかの悪い冗談であって欲しい・・」
パソコンの画面の英文を必死に訳す。
その英文とは、生前に書かれたダン・ケネディからの遺書だった。
僕が心の底から尊敬しているダン・ケネディが、つい先日亡くなった。
ダン・ケネディのことをよく知らない人もいるかもしれません。
- アメリカで最も億万長者を生んだ「億万長者メーカー」
- DRMの権威中の権威
- 21世紀のナポレオンヒル
- 日本人のマーケッターに一番影響を与えた人物
などなど、いろいろな異名を持つ人物です。
昨日の夜、遺書を読みながら涙が止まりませんでした。
この記事を書いている時点では、まだ、日本のニュースにはなっていません。
65歳という若さ。
(なんと!僕の両親と同じぐらいじゃないか!)
若い、、、若すぎるよ・・・
いつか面と向かって、「僕のことをいつも叱咤激励してくれてありがとうございます」と、直接伝えたかった。
でも、もうそれも叶わない。
心にポッカリ穴が空くとは、まさにこんな感じなのでしょうか。
起業家は孤独です。
会社に勤めていれば、誰かが尻を蹴飛ばしてくれる。
上からの命令は有無も言わず、やるしかない。
サラリーマン時代はこれが嫌で嫌でしょうがなかった。
でも今考えると、これほど楽なことはないですよね。
自分の「意志」なんて必要ないんですから。
でも起業したら、誰も尻を蹴飛ばしてはくれない。
自分自身で行動の火をつけなければいけない。
己の気持ちを奮い立たせないといけない。
自分で決めた道。
言い訳とか、泣き言とか、誰かのせいに絶対にしてはいけない。
「自分で自分の尻を蹴飛ばす」
これ、誰かから焚き付けられるよりも何倍も、何十倍も、何千倍もしんどいことです・・・
僕が起業して4年。
隙あらばダラダラしてしまう、”超”怠け者の僕が、何とか今までやってこれたのは他でもない、ダン・ケネディという人物の叱咤激励があればこそです。
けっして大げさではありませんよ!
昨日もちょうど、NoBSニュースレターを読み直して、マーケティング戦略を練り直しているところでした。
そして、「マーケティングとはなんぞや?」「コピーライティングとはどんなスキルか?」という、ビジネスの本質を一から教えてくれた、そんな人でした。
- 群れを作り、群れを育てそして、群れに請求書を送りなさい。
- リストを集めるために商品を売りなさい。
- マーケティングとは、3Mを意識しなさい。適切なマーケットに適切なメッセージを適切なメディアを使って届けること。
- タスクを時間という枠に押し込めよ。
- 批判に不感症になれ。
- 現実的な楽観主義者たれ。
あぁ、、、またこれを書きながら涙が出てきそうです・・・
今回は、取り留めもない文章で本当にごめんなさい。。。
ケネディの意志を継ぐなんて言うのは大変恐れ多く、おこがましいかもしれませんが、その気持ちと姿勢はいつなん時も忘れず、肝に銘じておこう。
それが僕から彼にできる、せめてもの恩返しになるのなら、これからも僕のことを信頼してくれる仲間のために、喜んでハードワークすることができます。
だから、まだ、サヨナラは言わないでおきますね。
まだまだ、これからも厳しくも温かい言葉で僕の尻を蹴っ飛ばして欲しいから・・・
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
追伸
ケネディの遺書の原文はこちらから読めます。
↓
A PERSONAL LETTER FROM DAN KENNEDY
さすが超一流のコピーライター。
所々、英語の言い回しに品があるというか、粋な単語を使っていますね。
天国を「exit」とか。
人生を「journey」とか。
支援を「patronage」とか。
最後の最後までケネディ節全開です^^
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はじめまして浅葉といいます。
ダンケネディ亡くなりましたか?
ご冥福をお祈りします。
浅葉さん、コメントありがとうございます。
そうなんです・・ダンケネディがお亡くなりになりました。
とてもショックですよね。
ダンケネディさんは素晴らしい方だったんですね。
才能のある方は短命の方が多く残念ですが、気を落とさず邁進してください。
応援して帰ります!
3月さん。メッセージありがとうございます。
そうなんです。ダンケネディという人物、僕の心に強烈にインパクトを与えた数少ない一人ですね。
お心遣い痛み入ります。m(_ _)m
今後ともどうぞよろしくお願いします。
昨日更新されたリンク先を見ると、まだ生きているような文言が追記されてますが、どうなんでしょう?
遺書を書いて公開しただけで、まだ生きてるような気もします。
某出版社からも逝去の件に触れたメールが来ましたので確実性は高いとは思いますが、もし彼らのソースもこの遺書だとしたら、まだ生きてるような気がします。
どちらにせよ、もう長くはないと思いますが。。
私も絶大なファンのひとりとして、途方に暮れています。
同士へ。
メッセージありがとうございます^^
ちなみに、「生きてるんじゃないか?」と感じさせる文章はどの部分ですか?
突然のコメントにも関わらずご返信くださりありがとうございます。
Update as of 8/28/19: No change in Dan’s condition, he is still with us and still in hospice. The notes and tributes are being shared with him, and they are brightening his mood.
の部分です。
確かに!危篤状態なのかなぁ・・まぁいずれにしても、ケネディの教えを実践していきましょ。
こちらこそ、教えてくださってありがとうございますね^^