「マーケットイン」vs「プロダクトアウト」どちらがビジネスの本質?

目安時間:約 7分

マーケティングを学んだことがあるなら、「マーケットイン」と「プロダクトアウト」という言葉を、あなたも一度は聞いたことがあるでしょう。

 

改めてここで、二つの概念についておさらいをしていきます。

きっと新たな発見があることでしょう。

 

また、どちらの考え方が良いか悪いかといった二元論で考えるのではなく、今のあなたのビジネスにおいて、どちらの方が「顧客のニーズを満たせるか?」という視点を持ちながら、以下をお読みください。

 

マーケットインとは?

マーケットインとは、顧客のニーズに焦点を合わせてビジネス活動を行うこと。

 

もともと、この「マーケットイン」という考え方は、高度経済成長が終わった頃に、企業の生き残り戦略として生まれたものです。

 

戦争が終わってしばらくの間は、「作れば何でも売れる」という時代でした。

 

しかし、マーケットの需要に対する供給量が追いついてくると、「作れば何でも売れる」時代ではなくなります。

 

例えば、お客さんは車を一つ選ぶにしても、1つのメーカーからではなく、いろいろなメーカーの車から選ぶ時代になりました。

 

ここで初めて、「お客さんから選ばれる必要」が出てきたわけですね。

 

今まで通り、「自分たちが良いと思うものだけを売れば良い」という時代ではなくなりました。

 

お客さんのニーズに合わせて、商品開発や販売活動をする。

 

そこで生まれたのがこの「マーケットイン」という発想です。

 

マーケットインのメリット

マーケットインの大きなメリットは、お客さんの望むものにフォーカスすることで、需要と供給のズレがなくなるということです。

 

結局のところ、「売れない」「集客できない」というのは、マーケットのニーズと販売者側の意図がズレていることに他なりません

 

マーケットインのデメリット

マーケットインのデメリットは、ただ「消費者に、何が欲しいか(ニーズ)を聞いてそれを与えるだけ」になりがちになるので、斬新さや話題性に欠けるという点です。

 

例えば、マーケットインを徹底する戦略なら、見込み客と呼べるユーザーを集めて座談会などを開き、顧客調査(アンケート)を行った後に商品の企画をするのが一般的です。

 

しかし、顧客の意図を100%汲んで新しい商品の企画をやったとしても、まったく面白みのないものしかできません。

 

ちなみに、スティーブ・ジョブズはこう語っています。

 

製品をデザインするのはとても難しい。多くの場合、人は形にして実際見るまで、自分は何が欲しいのかわからないものである。

 

結局最後は、お客さんがどんなものが欲しいのか、また、どんなものが流行るかは、実際マーケットに流してみないとわからない部分もあります。

 

時に、お客さんのニーズというのは、まったく当てにならないこともあるので、すべてを鵜呑みにするのではなく、参考程度にとどめておく必要もあります。

 

プロダクトアウトとは?

プロダクトアウトとは、製造者(企業)が作りたいもの、もしくは、作れるものを基準に商品開発を行うこと。

 

発想がまず自分(自社)ありきとなり、「自分が売りたいから売る」という感覚に近いです。

 

プロダクトアウトのメリット

プロダクトアウトのメリットというのは、ユニークな商品が生まれやすいということです。

 

マーケットインと違って、プロダクトアウトは発想の枠が基本的に自由になります。

 

マーケットインは、まずは顧客のニーズありきから出発するので、顧客のニーズの枠内でしか商品は生まれません。

 

プロダクトアウトのデメリット

プロダクトアウトに傾倒しすぎると、独りよがりなものが生まれやすくなります。

 

マーケットイン同様、「売れない」「集客できない」場合は、マーケットのニーズと販売者側の意図がズレている可能性が大きいです。

 

プロダクトアウト100%というのは「自分だけが良いと思うものを提供する」ということに他なりません。

 

迷ったらビジネスの原点に立ち返ろう!

ここまで見てきたように、「マーケットイン」「プロダクトアウト」どちらもメリット・デメリットあります。

 

マーケットインを徹底し、ユーザーのニーズ調査をしても、必ずしもヒットする商品を開発できるとは限りません。

 

逆に、革新性と独自性を求めすぎたプロダクトアウトも、ヒットするかどうかは運次第になってしまいます。

 

どちらの戦略を用いるにしても最後は、マーケットインとプロダクトアウトのバランスが大事になってきます。

 

あくまでも、どちらも目的地に到達するための手段でしかありません。

 

そもそも、マーケティングの出発点は「顧客」です。

 

一見プロダクトアウトは、顧客を完全に無視して商品開発がされているように解釈されがちですが、それは正しくありません。

 

顧客自身も気づいていないような「潜在ニーズ」を掘り起こすという意味では、プロダクトアウトも「顧客」目線の商品を作っていると言えるからです。

 

マーケットインとプロダクトアウトに良い悪いはなく、戦略によって使い分けることが最も重要なことです。

 

まとめ

 

マーケットインもプロダクトアウトも、社会に必要な考え方である。まずは「誰が顧客なのか?」を見極め、彼らのニーズを発掘することが一番重要である。

 

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管理人:野村 美徳 -のむらよしのり

元真言宗総本山である高野山の僧侶見習い。
その後、全く知識なし・技術なし・資金なしの状態からウェブマーケティングの世界に飛び込み、現在は、SNSをメインとした独自のオンライン集客法を開発し、横浜にてSNSストーリーブランディング集客の専門家として活動する。

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