何気ない言葉で意図せず相手を傷つけてしまった。
こんな経験ありませんか?
もしかしたら、逆にあなたが傷つけられたこともあるかもしれません。
例えば、最近お腹が出てきたという悩みを抱えている人にとって、「デブ」という言葉は特別な意味を持つ言葉になるでしょう。
また、今の働き方に疑問を持っているサラリーマンにとって、「社畜」という言葉は強烈に心に引っかかる言葉になるかもしれません。
感情を揺さぶられる強い言葉には、他のどんな言葉よりも強烈に人を動かす力があります。
今日は、顧客の感情を激しく動かす「キラーワード」について解説します。
あなたはこんな経験ありませんか?
お客さんは頭の中で自らと会話している。お客さんの頭の中に入り、その会話に加わりなさい。
かつてこう言ったのは、伝説のセールスコピーライターのロバート・コリアーです。
お客さんは何に悩んでいて、どのようなことを不安に感じているのか。
それらをあたかもお客さんと会話しているかのようにメッセージで伝えなさいということです。
これは、コピーライティングの基本としてとても重要なことです。
きっとあなたにもあるでしょう。
その言葉を目にするだけで、
- 不安や恐れを掻き立てられる言葉
- 心がざわついてしまう言葉
- ポジティブな気持ちになれる言葉
これはあなたのお客さんも同じです。
お客さんが心を揺さぶられる言葉。
目を背けることができない特別な言葉。
それはどんな言葉でしょうか?
その言葉を探す方法をご紹介しますに。
人が行動を起こすタイミングとは?
まずはじめに、お客さんが感じる
- ネガティブに感じる言葉
- ポジティブに感じる言葉
をできる限り書き出して、リスト化しましょう。
書き出された感情的な言葉は、あなたのコピーライティングをより強力にしてくれます。
誤解しないでくださいね。
痛みを感じる言葉はお客さんを傷つけることが目的ではありません。
お客さんをその痛みから救うためであり、ポジティブな解決策へと導くためです。
人は弱い生き物です。
抱えている問題から目を背けようとしたり、見て見ぬ振りをします。
もちろん、それでは悩みや問題は何一つ解決しません。
ますます状況は悪くなるだけです。
「このままじゃダメだ…解決しよう!」と感情が動かなければ、行動を起こすことは絶対にありません。
あるべき姿と現実のギャップを認識したとき、初めて人は動こうとするのです。
コピーライティングを書く際は必ず、お客さんが目を背けることができない心に刺さる「強い言葉」を使って感情を動かし、行動へと導きましょう。
コピーライティングの肝「キラーワード」の役割とは?
ちなみに、この心を揺さぶる強い言葉のことを、「パワーワード」とか「キラーワード」と呼ばれたりします。
あなたの商品やサービスをお客さんに伝えるコピーライティングの役割とは、お客さんがポジティブな感情になってもらうことです。
つまり、
「これで、この悩みから解放されるかもしれない」と希望を持ってもらうこと。
または、「これで、願望を実現できるかもしれない」と期待を持ってもらうことです。
このような希望や期待を持ってもらうために、あなたがリスト化した「キラーワード」で感情を動かす必要があります。
「キラーワード」を使うことでネガティブに揺らいだ感情は、ポジティブな感情を求めて行動へ向かうというわけです。
お客さんが目を背けることができない強い言葉をリスト化する。
これがあなたのコピーライティングをワンランクアップさせるエクササイズです。
ぜひ、取り組んでみてください。
最後に、とても大事なことなので繰り返しお伝えしますが、、、
強い言葉を使うのはあくまでもお客さんをその痛みから救うためです。
けっしてお客さんを傷つけることではないということを忘れないでくださいね。
まとめ
コピーライティングは感情を揺さぶる「キラーワード」を使おう。しかし同時に、諸刃の剣であることもお忘れなく!
追伸
さらに「キラーワード」の本質を学びたい方は、この本がおすすめです。
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