あなたも僕と同じなら、「ビジネスで絶対に成功してやる!」という強い気持ちを持ってビジネスに取り組んでいることでしょう。
しかし人間、口では「ああなりたい」「こうなりたい」という言うのは自由にできます。
理想とする目標に一歩一歩着実に近づいていく人がいる一方で、理想とはほど遠い現実とのギャップにもがき苦しんでいる人も少なくありません。
その違いはどこにあるのでしょうか。
これには、ある一つの「原理原則」が大きく関係しています。
その原則とは、「代償の先払いの原則」です。
ここでは、「代償の先払いの原則」について解説しています。
こんな人はビジネスをやる資格はありません。
先日、クライアントのOさんとの打ち合わせでのこと。
こんな話を聞きました。
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「うちの取引先のK社長には、ほんとウンザリしてるんですよ。”投資”という考えが全くない。
なるべくリスクはとりたくない。でも、売上を2倍にしたい。
何もせず、儲けようとしているのが見え見え。
そろそろ本気でパートナーを解消しようか迷ってるんですよね…」
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このパターン、僕たちのような個人起業家の間では”あるあるネタ”ですよね。。苦笑
- あわよくば、努力することなく恩恵にあずかろうとする。
- 儲かっていそうな人からおこぼれを期待する。
- とにかく、何もせずにチャンスを待っている。
ちなみに客観的に見て、あなたはK社長の考え方をどう思いましたか?
この際、この場でハッキリしておきましょう。
何の代償も支払わずに、ビジネスで成功したい?
「一生無理!というか、ビジネスやる資格なし!」
もしそんな甘ったれ根性の人があなたの近くにいたら、何も言わず今すぐその場から立ち去りましょう。
人生、代償先払いの原則
有名な経営コンサルタントの金森重樹さんはこう言っています。
札束に火をつけて燃やす覚悟のない人間は、ビジネスをやる資格はない。
要するに、ビジネスで成功したいなら、先に「代償」を差し出しなさいという意味です。
それが、お金なのか、時間なのか、それとも労力なのか、人それぞれによって違うでしょう。
この金森さんの言葉はとても重たいですよね。
今さらここで言うまでもありませんが、成功を手に入れたいのであれば、「圧倒的な努力」や「クレイジーな自己投資」は絶対に避けては通れません。
オリンピック選手が良い例でしょう。
彼ら、彼女らが毎日テレビを見ながら、食っちゃ寝、食っちゃ寝しているわけがありませんよね。
一日、何十時間もの間、辛い練習に耐え、自分に打ち勝つことで、初めて栄光を勝ち取るわけです。
ちなみに、億を稼ぐ僕のコピーライターの師匠は、毎日10時間はライティングに関係する仕事に没頭していると話してくれました。
いわゆる「成功者」と呼ばれる人は、その成功の裏側には、とてつもない「時間」や「お金」という代償を支払っています。
よく口先だけで、あの人みたいになりたいとか、こういう風になりたいという人がいますが、実際行動に移す人はほんの一握りです。
成功した後の華やかな一面だけしか見切らず、泥水すすって血が滲むような努力をしていた頃まで想像力が回らない人が多いのもまた事実でしょう。
努力と成果は比例しない
「代償先払いの原則」で、一つ注意点があります。
はじめの一歩というボクシング漫画に登場する鴨川会長の言葉でこんな言葉があります。
努力した者が全て報われるとは限らん。しかし!成功した者は皆、すべからく努力しておる。
つまり、代償を先に払ったからといって、将来成功できると約束されているわけではありません。
最後は、やってみないとわからない部分がどうしてもあるわけです。
ちなみにこれは、「情報発信ビジネス」にも同じことが言えます。
見込み客の発掘からセールスまでの仕組みを作り上げて、理想とする未来を実現するためには、「代償」を必ず先に支払う必要があります。
その代償とは例えば、
- ブログ記事やコンテンツを量産する
- 有名起業家の弟子入りする
- 高額塾を受講し、ノウハウを実践する
- 高額コンサルを受けて、実践を重ねる
などを指します。
しかし、これらを全部やったからといって、未来に成功できるという約束は一切ありません。
ここまでくると、あとは「覚悟」の問題だと僕は思っています。
「絶対あきらめてたまるか!」という気概です。
自分を信じて、代償を払い、コツコツと行動をし続けられるか。
将来、成功を手にしている自分をしっかり想像することができるか。
最後は、こうした「心構え」が勝負の分かれ目でしょう。
「報酬」と「代償」は、必ずワンセットで考えて、臆することなく”投資”すべきところには、ガンガンお金、労力、時間を投資していきたいですよね。
ちなみに、あなたは代償を先払いする人?それとも、棚からぼた餅をひたすら期待してる人?
まとめ
ビジネスで成功するために、何を代償として差し出すのかしっかり考えよう。
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