今やSNSやブログといったように、
「自分のメディア」が簡単に手に入る時代になりました。
現代のウェブマーケティングでは、
この「自分のメディア」の使い方が一番の肝といっても過言ではありません。
しかし、メディアの主役は、あくまでも「メッセージ」です。
メディアは、一つの「道具」に過ぎません。
あなたが、どんなメッセージを発信するかがマーケティングの良し悪しを大きく左右します。
- 自分のビジネスを文章で伝える。
- 自分の商品・サービスを文章で伝える。
自分の価値観を文章で伝える。
つまり、もう「文章を書くのが苦手です」なんて言っていられないのですね。
そこで今回は、コピーライティングで必ず伝えるべき5つの要素について解説します。
この記事の目次
コピーライティングで必ず伝えるべき5つの要素とは?
自分のビジネスを表現し、見込み客や顧客に理解を求めるために、
あなたが伝えるべきコピーライティングの必須要素は次の5つです。
- ①.誰のためのビジネスなのか?(Why me?)
- ②.どんな結果が得られるビジネスなのか?(ベネフィット)
- ③.なぜ、その結果が得られるのか?(エビデンス)
- ④.なぜ、あなたから買わなくてはいけないのか?(Why you?)
- ⑤.なぜ今、買わなくてはいけないのか?(Why now?)
一つずつ解説していきます。
①誰のためのビジネスなのか?(Why me?)
まず、誰に向けたメッセージなのか、
「ターゲットの選別」をしましょう。
これはコピーライティングで一番重要な要素です。
- 誰のためのビジネスなのか?
- 誰のための商品なのか?
- また、誰のためのサービスではないのか?
必ず「誰に?」を明確にして、わかりやすく伝えましょう。
「なぜ、私なのか?」をしっかり伝えることで、
見込み客はこちらの呼びかけに振り向いてくれます。
人は自分のための情報にしか興味を示しません。
メッセージは読むべき人が読んで、
初めて「反応」が得られるということを肝に銘じておきましょう。
②どんな結果が得られるのか?(ベネフィット)
あなたの商品・サービスを利用することでお客さんは、
- どんな結果が得られますか?
- どんな価値を手に入れることができますか?
- 何ができるようになりますか?
- どんな気持ちになれますか?
これらを「ベネフィット(恩恵)」と呼んだりします。
お客さんは、この「結果」を得るために行動を起こします。
いろいろな角度からベネフィットを見つけて、それをしっかり伝えましょう。
③なぜ、その結果が得られるのか?(エビデンス)
ベネフィットを約束したら、その「証拠」や「根拠」が必要になります。
- なぜ、その「価値」を提供できるのか?
- なぜ、その「結果」が得られるのか?
- どんな「方法」で提供するのか?
あなたが提供する価値や結果が大きければ大きいほど、
お客さんは、自然に根拠や理由を求めるものです。
事例やデータなどをうまく利用して、
あなたが、その「ベネフィット」を提供することができる
根拠や理由をしっかり示しましょう。
④なぜ、あなたから買わなくてはいけないのか?(Why you?)
世の中には、あなたのビジネスと似たような商品やサービスがたくさん存在しています。
つまり僕たちは、お客さんから「選ばれる」必要があるわけです。
なぜ、他社の商品ではなく、わざわざあなたから買わなくてはいけないのですか?
メッセージの受け手であるお客さんは、
常にこの質問をメッセージの書き手に向けています。
しっかり、他社との違いを伝えて、
「あなた」でなければいけない理由を伝えましょう。
⑤なぜ今、買わなくてはいけないのか?(Why now?)
僕たちがメッセージを発信するのは、
すべてはお客さんに「行動を促す」ためです。
コピーライティングの目的は、お客さんの行動の変化です。
そこで重要になるのが、
「今」行動しなければいけない理由です。
「行動を後回しにする」=「それはもう売れない」と同義語です。
「希少性」や「限定性」を伝えて、
「今、行動する理由」をしっかり伝えましょう。
以上、5つの要素を軸に、
「何を伝えるのか?」を整理しましょう。
最後にもう一つ、
重要なポイントがあります。
主語を「あなた」にしてメッセージを伝えましょう。
つまり、読み手である「お客さん」をメインにして文章を組み立てるのです。
「この商品は」ではなく、「あなたは(お客さん)」。
「私たちは」ではなく、「あなたは(お客さん)」。
あなたが伝えたいことすべてを、
お客さんに関連づけて伝えることが重要です。
これがあなたのビジネスを表現する上で、
必ず押さえておくべきコピーライティングのツボとコツです。
ぜひ、すぐに試してみてくださいね。
まとめ
コピーライティングでは、5つの要素を必ず盛り込むようにしよう。
その際、主語は「あなた(お客さん)」を主役にすることをお忘れなく!
追伸
コピーライティングのイロハを学ぶなら、この本がおすすめです。
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