情報発信ビジネスをしていると、「伝えることの難しさ」について直面することが多々あります。
例えば、ブログで記事を書いて、自分の意図とは全く違う意味で伝わったり、
メルマガの内容で想定外のクレームをもらったり。
それはオンラインだけでなく、対面でのコミュニケーションでもこうした誤解はよく起こりますよね。
情報発信ビジネスにおいて、一番重要となるのはやはり「伝える能力」です。
あなたの伝えたいことをできるだけ正確に、かつ具体的に伝える能力こそが最重要なのです。
そこで今回は、情報を発信する前に必ず知っておくべき「マクスウェル・サックハイムの3原則」について解説します。
大前提:あなたの記事は読まれていません。
例えば、恋愛。
あなたがどれだけ優しく、良い人であっても、それを意中の相手に伝えることができなければ無意味です。
では、あなたが伝えたいことを相手に伝えるためには、どうすれば良いでしょうか?
それはまずは「相手を知ること」です。
文章とは、結局のところ書き手と読み手との「対話」です。
つまり、相手の顔を想像して書かなければ、あなたの伝えたいことは、きちんと伝わらないのです。
まず、最初に知っておくべきことは、世の中のほとんどの人は、
あなたのブログやメルマガを精読するほど暇ではない。ということです。
今の日本は有史以来、もっとも恵まれた環境に発展し、たいていの娯楽を安価で楽しめるようになりました。
ちょっとお金を出せば旅行に行けますし、ソーシャルゲームも無料で遊べ、テレビも見放題、パチンコに行っても良いわけです。
誰もが自分のやるべきことで忙しいのです。
そんな中、見ず知らずの人間のブログをわざわざ時間を割いて見てくれるというのは、とても珍しいことなのです。
なのでまずは、以下の事実を頭に叩き込んでおかなければいけません。
そもそも、あなたのメッセージは読まれていない。
このことを前提に、考えておく必要があります。
マクスウェル・サックハイムの三原則とは?
広告業界で有名な、マクスウェル・サックハイムという人物が提唱する、
「マクスウェル・サックハイムの三原則」
というものがあります。
それは以下の三つを指します。
- お客様は、あなたの広告を見ない(not read)
- お客様は、あなたの広告を信じない(not belive)
- お客様は、あなたの広告を見ても行動しない(not act)
情報発信のターゲットとなるお客様には、「見ない(not read)」「信じない(not believe)」「行動しない(not act)」という3つの壁があるわけです。
つまり、広告を制作する側は、
✅どのようにすれば、広告を見てもらえるか?
✅どのようにすれば、広告を信じてもらえるのか?
✅どのようにすれば、広告を見て行動してもらえるのか?
を頭をひねって考える必要があるわけです。
人気記事を分析して改善していこう!
よく自分の記事が読まれないことを嘆いている人がいますが、この三原則を考えれば、それは当たり前のことだとわかってもらえたでしょう。
読まれなくて当然。
まずはこの姿勢で気楽な気持ちで臨みましょう。
この前提を理解して、はじめて、「では、どうすれば、読んでくれるだろうか?」という考えにシフトすることができます。
僕もあなたも、もともと「特別なオンリーワン」ではありません。
ネットユーザーからすれば、多くの中の「その他大勢の1サイト」に過ぎないわけです。
しかし、「読まれない」と言っても、あなたの記事の中には「読まれる記事」があるはずです。
アクセスが多かったり、コメントがついたりなど、何かしらの反応があった記事がそれです。
その記事を分析してみましょう。
その傾向がわかれば、「反応の取れる記事」の書き方が見えてくること間違いなしです。
まとめ
人間の「3つの壁」を理解し、どのようにして壁を乗り越えるか知恵と工夫で突破しよう。
こんにちは。
マクスウェル・サックハイムの3原則、結構シビアですけど本質をついてますよね。
このことを知っているか、知らないでいるかでブログに臨む姿勢も変わってくると思います。
改めて思い返すことが出来ました。
ありがとうございました。
kiyoshiさん、こんにちは。
そうなんですよね。この3原則を知ってるか、知っていないかでブログへの取り組み方が変わってきますよね。
こちらこそ、いつもメッセージありがとうございますね^^