SNSの利用が一般的となった現代。
プライベートだけでなく、ビジネスにおいてもSNSは欠かせないツールとなりました。
しかし、SNSアカウントを開設するものの、
「そもそも、なぜSNSをビジネスに活用する必要があるのか?メリットは何か?」
といった声があるのも確かです。
そこで今回は、「そもそもSNSとは何か?」
「SNSをビジネスで活用する上で注意すべき点は?」など、
これからの時代、ビジネスにおいて必要不可欠となるSNSマーケティングの概要についてまとめました。
SNSの種類と特性
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)とは、Facebook、Twitter、LINE、Instagram、Skypeなど、オンライン上で不特定多数の人とコミュニケーションが取れる、会員制サイトのこと。
参照:ウィキペディア
主にSNSは、下記の4つに分類されます。
①FacebookやTwitterなどに代表されるような、ユーザー同士で情報交換をしたり相互交流ができる「交流系SNS」
②LINEに代表されるような、ユーザー同士がメッセージ(チャット)のやり取りができる「メッセージ系SNS」
③Instagramに代表されるような、写真を投稿(共有)して、ユーザー同士がコミュニケーションを行なう「画像系SNS」
④YouTubeに代表されるような、動画を投稿(共有)して、ユーザー同士がコミュニケーションを行なう「動画系SNS」
それぞれのサービスには特徴があり、
利用者によって楽しみ方はさまざまです。
SNSが流行り始めた当初は、個人の娯楽用のメディアでしたが、
最近ではビジネスで活用するケースも増えてきました。
SNSに必要な絶対的な能力
Social(ソーシャル)とは、「社会的な」もしくは「社交的な」と訳されます。
つまり、ソーシャルメディアは「社交的なメディア」と言えます。
ソーシャルメディア時代で最も重要なのは、
「コミュニケーション能力」と言っても過言ではありません。
インターネットをビジネスで使おうと思うと、
どうしてもパソコンに向かって黙々と作業をするというイメージが強いために、
コミュニケーション能力が低くても問題ないように思われがちです。
しかし、
目の前に相手がいないからこそ、
通常よりも高いレベルのコミュニケーション能力が要求されます。
例えば、目の前に相手がいれば、その場の「空気」や「ジェスチャー」などで、
自分の伝えたいことをなんとか伝えることができます。
しかし、インターネットでは、基本的には「文字」中心でのやり取りになります。
そのためしっかりと「相手の立場」に立って、
文章を作成する必要があるわけです。
文章が書けないと、相手に真意が全く伝わらなかったり、
違った意味で捉えられたりと、誤解が生まれることがしばしば起こってしまいます。
「受け取る側(読者側)の視点」で文章や画像、動画を投稿し、
伝えるべきことをしっかりと相手に伝えること。
これはSNSだけでなく、ブログやメルマガといった
その他のインターネットメディアにおいても必要不可欠な能力です。
SNSをビジネスで使う目的
SNSにおけるコミュニケーションは、
「相手を自分の希望通りに動かすためには、どのような伝え方をすれば良いのか?」というような、
コピーライティングに通じる部分もあります。
情報発信のやり方によっては相手を楽しくさせることもできますし、
逆に、相手を怒らせることもできます。
ブログやメルマガ、そしてソーシャルメディアは結局のところ、
「コミュニケーションツールの一つ」に過ぎません。
SNSをビジネスで使う目的は、ただ一つ。
各種SNSのユーザーとコミュニケーションを取り、信頼関係を築き、あなたが扱う商品やサービスに興味を持ってもらうこと。
厳しい言い方をすれば、他人とのコミュニケーションが上手く取れない人は、
いくらインターネットが発達しようが、SNSを効果的にビジネスに活用していくことは難しいです。
なぜなら、
信頼関係を築けないのに、人がお金を払うわけがないからです。
信頼している相手だからこそお金を払う。
これ、当たり前のことですよね。
現代のようなソーシャルメディア時代には、コミュニケーション能力が、
ますます重要なウェイトを占めるようになるのは間違いないでしょう。
なぜ今、ビジネスにSNSを取り入れた方がいいのか?
日本のデバイス別広告市場規模の推移
出典:電通
このグラフは、2016年に電通から発表された、
「日本のデバイス別広告市場規模の推移」になります。
見ての通り、2015年を境にPC広告とスマートフォン広告の市場規模が逆転しました。
これは、年々増え続けているスマートフォン利用者の増加が大きく関係しています。
この事実は、SNS利用者数の増加にも大きな影響を与えています。
これまで情報収集する手段といえば、
テレビやラジオ、新聞といった大手メディアか、
もしくはパソコンを使って検索するくらいしかありませんでした。
しかし、スマホの出現によって、
いつでもどこでも誰でも簡単に情報にアクセスできる時代が到来しました。
さらに、
一方的に情報を受け取るだけでなく、
相互間でのコミュニケーションのやり取りができたり、
名も無い一般人が情報を発信する側に立てるようになったのも大きな変化です。
このグラフから見てもわかるように、この傾向はこれからも続くと予想されています。
この市場規模の推移を客観的にみれば、
インターネットメディア(主にSNS)をビジネスに取り入れない理由はないでしょう。
また、消費者の行動も昔と比べてだいぶ変わってきました。
こうした時代の変化の流れに乗じてウェブマーケティングの仕組みを作り上げるのか、
それとも、今まで通り「口コミ」や「紹介営業」だけに頼り続けるかは、
僕たちビジネスオーナーの選択次第というわけです。
さて、あなたはこの結果を見て、どのような選択をしますか?
まとめ
各SNSの特徴と強みを参考にして、あなたのビジネスに合った媒体を見つけて賢く活用しよう。
追伸
SNSをビジネスに取り入れるなら、
オウンドメディア(ブログサイト)は必須です。
まだオウンドメディアを持っていない人は、
このオンライン講座でワードプレスの基礎を学びながら、なる早で作ってしまおう。
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