顧客の欲求に120%応えるためのリサーチ方法【準備編】

目安時間:約 10分

マーケティングやコピーライティングを学んでいれば

一度は聞く「リサーチ」という言葉。

 

しかし、リサーチと一口に言っても、

 

「商品リサーチ」「価格リサーチ」「マーケットリサーチ」

「競合リサーチ」「見込み客リサーチ」など、いろいろあります。

 

そこで今回は、そもそも「リサーチとは一体何か?」また、

「リサーチに取りかかる前に準備すべき3つのこと」について解説していきます。

 

リサーチ前の準備①|ビジネスの本質と目的

「リサーチ」の前に、そもそもあなたにとって「ビジネスとは何か?」について、

自分なりに定義をしておく必要があります。

 

ちなみに、あなたは「ビジネスとは?」と聞かれて何と答えるでしょうか?

 

  • 物を売ること
  • サービスを提供すること
  • 社会に貢献すること
  • 顧客のニーズを満たすこと
  • お金を稼ぐ手段

 

答えに、正解も不正解もありません。

 

ちなみに、僕にとってのビジネスとは、「価値」と「お金」の交換です。

 

言うまでもありませんが、

人は「価値」があると思うものにお金を払います。

 

例えば、体調を壊して病院に行くとします。

 

お医者さんに診察してもらい、

薬を処方されれば「価値がある」と思ってお金を払います。

 

逆に、薬を飲んでも治らなければ「価値がない」と思って、

お金を払いたくないと思うでしょう。

 

 

つまり病院は、患者の病気という問題を解決しているビジネスと言えます。

 

 

もう一つの例として、

飲食店にご飯を食べに行くとします。

 

「安くて美味しい」「店員さんの接客に満足」「店の雰囲気が最高」

「子供連れでも気兼ねなく入れてうれしい」など、「価値がある」と感じたらお金を払うでしょう。

 

逆に、「不味い」「店員の接客が最悪」「店が汚い」「料理の質と量に比べて高い」など、

「価値がない」と感じたらお金を払いたくありませんよね。

 

 

つまり飲食店は、お客さんの食欲を満たすビジネスと言えます。

 

 

ここで僕が何を言いたいかというと、

ビジネスを営む目的というのは、この2つに集約されます。

 

 

・お客様の悩み・問題の解決のお手伝い。

 

・お客様の欲求・願望の実現のお手伝い。

 

 

逆にいえば、この2つの目的から外れる活動は、

「趣味」または、「自己満足な行為」ということです。

 

それは、「ビジネス」ではありません。

 

まずは、ビジネスの本質と目的をしっかりと頭に入れておきましょう。

 

しかし世の中には、ビジネスの本質と目的をしっかり理解して

「本当に価値のある物」を提供している起業家がいる一方で、

ビジネスの本質と目的を知らずに「お金儲け」をしている起業家もいます。

 

もちろん言うまでもなく、

僕たちが目指すべき「起業家像」は、前者です。

 

  • どうすればお客さんに満足してもらえるか?
  • どうすれば世の中にとって価値あるものを提供できるか?

 

といったように、常に顧客目線でビジネスを追求するからこそ、

「何をリサーチするべきか?」が明確になります。

 

 

リサーチ前の準備②|そもそもリサーチってなに?

まず始めに、そもそもマーケティングで言うところの「リサーチ」とは何かについて。

 

 

マーケティングリサーチとは、マーケティングの一環として、顧客のニーズ・ウォンツをリサーチすること。また、その手法をさす。

参照:Wikipedia

 

 

また別のサイトでは、「リサーチとは、企業のあらゆるマーケティング課題に対して、

有効な意思決定をサポートするための科学的な調査・分析のこと」と定義されています。

 

科学的な調査・分析とは具体的に、

 

 

  • 商品やサービスは、どんな人をターゲットとすべきなのか?
  • 商品やサービスの特徴は何か?
  • 商品・サービスの顧客認知度はどれくらいあるのか?
  • 新商品の価格帯はいくらか?
  • 自社商品と競合商品の長所・短所とは?

 

 

どれも「リサーチ」と言われるものですが、

少し言葉が難しく、なんのことかよくわかりませんよね。。。汗

 

ちなみに、僕なりの「リサーチ」の定義は、

 

 

リサーチとは、お客様の問題解決、または願望実現するための材料集め。

 

 

と、定義しています。

 

特に、僕たち個人起業家が重点的にリサーチしなければいけないことは、

「商品リサーチ」「市場リサーチ」そして、「見込み客リサーチ」この3つです。

 

 

リサーチ前の準備③|たった一人の人物像を決める

ここまで読んでお分かりのように、

ビジネスの出発点というのは「お客様」です。

 

しかし、一つ大きな落とし穴があります。

 

これから起業しようとする人、または、

現在ビジネスを営んでいる人、すべての人に共通して言えることです。

 

それは、

 

あまりにも自分の商品・サービスばかりに集中し過ぎてしまい、

ついついお客様の存在を置き去りにしてしまうことがよく起こります。

 

起業する人というのは、基本的にエネルギーや情熱に溢れています。

 

  • 自分がやりたいこと
  • 素晴らしいと思うこと
  • 価値があると思うこと
  • 世の中に提供したいこと

 

などを商品化して、販売したいという気持ちがとても強いでしょう。

 

しかし、少しだけ冷静になって考えてみて欲しいことがあります。

 

それは、その商品・サービスを本当に、

 

  • お客さんが欲しいと思っているのか?
  • お客さんが求めているのか?
  • 世の中から需要があるのか?

 

を知る必要があります。

 

当たり前のことですが、世の中の需要が無ければ、

いくら商品やサービスが良かったとしても、それはただの自己満足に過ぎません。

 

すごく当たり前に聞こえるかもしれませんが、

このポイントをビックリするぐらい忘れてしまう人が多いのが現実です。

 

もう一度ビジネスの目的を思い出してください。

 

 

ビジネスの目的とは、お客様の悩み・問題の解決、または、欲求・願望の実現のお手伝いである。

 

 

ビジネスは、お客様ありきだということを忘れないでくださいね。

 

逆に言えば、

 

お客様がはっきりと見えていればいるほど、自然とビジネスがうまくいきます。

 

ちなみに、たった一人の理想のお客様像のことを、

マーケティング用語で「ペルソナ」と読んだりします。

 

 

ペルソナ=自分にとって、たった一人の理想のお客様像

 

 

とはいえ、正直、ペルソナを考えるのはとても難しかったりします。

 

その場合の、オススメの方法として、

 

「すでにお客様になっている人」もしくは、「この人に買って欲しいと思う人」

 

このどちらかをペルソナに設定することをオススメします。

 

その際の注意点として、

架空の人物ではなく、実在している人物を一人選んでくださいね。

 

その方が、より具体的に特定の人物をイメージしながら、

コピーライティングを書くことができるからです。

 

以上が、

リサーチ前に準備しておくべき3つのことになります。

 

 

まとめ

 

「ビジネスの定義」と「ペルソナ」を明確にしてからリサーチに取り組もう。

 

 

追伸

さらに詳しくリサーチ方法を学びたい人は、このオンライン講座がオススメです。

 

ひとり起業家 Startup講座

 

 

コメントは2件です

  1. にーな より:

    野村さん、コメントを頂きありがとうございます。
    SNSを使ったブランディングって、良いですね!
    私は、いまだに苦手ですがやるべきだろうとわかってはいる状況です^^
    ランキング応援(*^-^*)

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