現在は、ウェブサイトを観るデバイス(パソコンやスマホなど)が多様化してきました。
それに伴い、どのデバイスからでも見やすいウェブサイトを作ることが必須になってきました。
この時に必要なのが、「レスポンシブWebデザイン」という機能です。
ここでは、レスポンシブWebデザインのメリット・デメリットを解説しています。
また、この記事の最後に、当サイトおすすめのレスポンシブWebデザインテンプレートのご紹介をしています。
この記事の目次
レスポンシブWebデザインとは?
レスポンシブWebデザインとは、Googleが推奨しているサイト構築方法の一つです。
一つのHTMLソースで、パソコン、タブレット(iPadなど)、スマートフォン(iPhone,Androidなど)といった、各デバイス毎に最適化されたWebサイトを表示する技術のこと。
つまり、サイトを閲覧する端末の画面の「幅」で自動的にWebサイトが切り替わるため、どの端末でサイトにアクセスしても、端末に適したデザインになるGoogleが推奨している技術が、レスポンシブWebデザインというわけです。
なぜ、今レスポンシブWebデザインが注目されているのか?
結論を言ってしまえば、スマートフォンの普及が第一に挙げられます。
パソコンでインターネットを見ているだけなら、サイズが違っていても少しドラッグするだけで事足りますが、スマホはそういうわけにはいきません。
そこで、レスポンシブWebデザインという技術が注目されるようになります。
下のグラフをご覧ください。
携帯電話・スマートフォン“個人利用”実態調査2014
【出典】日経BPコンサルティング
「携帯電話・スマートフォン“個人利用”実態調査2014」によると、スマートフォンの利用率は2012年の26.2%から2014には約20%伸び、45.4%まで伸びています。
2010年より毎年約10%ずつ伸びているため、スマートフォンからのアクセスを無視するということは、大きな機会損失に繋がるというわけです。
レスポンシブWebデザインのメリット
- すべてのデバイスの情報が同じため、各デバイスによる設計やデザインがバラバラにならず、情報整理がしやすい。
- すべてのデバイスのURLを統一することができるので、SNSやWebサイトを見るユーザーにシェアされやすくなる。
- スマホに対応したWebサイトが検索結果の上位に表示されやすくなる「モバイルフレンドリー」や、スマホ用のページが順位の決め手になる「モバイルファーストインデックス」に対応できる。
- 1つのHTMLファイルで複数デバイスに対応できるので、制作後はメンテナンスや運用がラクになる。
レスポンシブWebデザインのデメリット
- 一つのHTMLファイルを使用するため、スマホで表示しないデータも読み込まれ、表示完了するまで時間がかかってしまう。
- PC、タブレット、モバイルなど、デバイスごとに利用シーンが違うため、一概に絶対的なものとは言えない。
- HTMLが1つなので、スマホとパソコンでコンテンツの順番を変えるなど、デバイスごとに細かい配慮をすることが難しい。
- デバイスごとにデザインを制作し、それに合わせたコーディングをするので、サイトの設計やデザイン制作の工数がかかってしまう。
レスポンシブWebデザインと成約率の密接な関係とは?
僕たち個人起業家にとって、HPやLPからの「成約率」はとても重要になってきます。
しかし、必ずしも「レスポンシブWebデザインを使えば成約率が高くなる」というわけではありません。
その理由として「表示速度」と「一度に見せる情報量」が原因です。
それぞれ解説します。
表示速度
まず、レスポンシブWebデザインは、1つのHTMLソースでパソコン、タブレット端末、スマートフォンに最適化させるため、使用する画像は全てPC用のサイズです。
そのため、通信速度の遅いスマートフォンでWebサイトを閲覧した場合、Webサイトの表示スピードが落ちてしまいます。
一度に見せる情報量
パソコンでたとえ3カラム表示されていても、スマートフォンで「読みやすい」サイズに変更すると、1カラムデザインになります。
そのため、サイドバーなどの情報はWebサイトの下部に移動してしまうため、一度に見せる情報量はパソコンと比べると、圧倒的に減ってしまいます。
おすすめのレスポンシブWebデザイン対応のテンプレート
最後に、おすすめのレスポンシブWebデザイン対応テンプレートをご紹介します。
「Unlimited Template NEO」
このテンプレートには、サイトの状況に応じて切り替えられるように、最初からレスポンシブWebデザインのオン・オフ機能を搭載されています。
画像の量が多いサイト、一度に見せる情報量を上げたいサイトでは、レスポンシブWebデザインの設定をオフに切り替えることで、ユーザーのストレスを減らし、滞在時間を延ばすことができます。
つまり、サイトの用途に応じて、レスポンシブWebデザインを使い分けることができるのです。
ちなみに、今あなたが見ているこのサイトも「Unlimited Template NEO」を使用しています。
とても使い勝手の良いワードプレスのテンプレートなので、もしご興味ある方は、僕が「Unlimited Template NEO」を使って獲得した成果や実績を以下のページでご覧ください。
⇒ 『Unlimited Affiliate 2.0(アンリミテッドアフィリエイト2.0)』の感想と評価【3大特典付き】
これからの時代、スマホ対応のサイト作りは必須です。避けては通れません。
あなたが一番使いやすい「レスポンシブWebデザインテンプレート」を使って、ユーザビリティの向上を目指していきましょう。
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