是が非でも手に入れたい「印刷された営業マン」とは?

目安時間:約 8分

「Salesmanship in PRINT」

 

直訳したら、「印刷されたセールスマン」。

 

もしあなたがこの言葉を初めて聞くのなら、必ず覚えておこう。

 

この言葉は、僕たち個人起業家にとって、とても重要なキーワードです。

 

今回は、セールスとコピーライティングの密接なつながりについて解説します。

 

印刷された営業マン=複製可能

「Salesmanship in PRINT」(印刷された営業マン)という言葉は、

ジョン・E・ケネディという人物によって提唱されたと言われています。

 

つまり、ピーライティングとは、営業マンの営業トークを紙に書き写したものであると定義しました。

 

現代広告の父といわれる、デイビッド・オグルビーも、

「これ以上適切に広告を定義した言葉はない」と言っているほどです。

 

そして、もう一つ。

 

コピーライティングの重要な概念が、

 

「Salesmanship Multiplied(複製された営業マン)」です。

 

営業マンの営業トークを紙に書き写したものであるとは別に、

コピーライティングの最大のメリットは、それを「複製することができる」ということです。

 

反応の高いコピーは、成績の優秀な営業マンと同じです。

 

つまり、それを複製できるということは、優秀な営業マンを何人も雇うのと同じこと。

 

同じ人間を複製することはできませんが、紙はいくらでも複製できます。

 

しかも、24時間365日、休まず、文句も言わず働いてくれる。

 

世界広しと言えど、こんな営業マンはどこを見渡しても見つからないでしょう。

 

この「複製」というキーワードこそ、

マーケティングの世界において重要な意味を持ってくるのです。

 

 

優秀な営業マン」vs「売れるコピーライター」

歩合制で働く営業マンは、優秀であればあるほど(売れば売るほど)、高い報酬がもらえます。

 

「営業マン=コピーライティング」なので、同様に、

売れるコピーが書けるコピーライターには、高い報酬が与えられて当然です。

 

しかし、営業マンとコピーライターが決定的に違うところは、

その報酬に「レバレッジ」がかかるというところです。

 

レバレッジとは、「テコの原理」という意味で、

マーケティング用語として使われる場合は、

「少ない労力で大きな成果を手に入れる」という意味を表します。

 

例えば、優秀な営業マンが一人で1日に10件の新規顧客を獲得したとしましょう。

 

コミッションとして、1件あたり5000円が営業マンに支払われるとすれば、

1日5万円の報酬が得られることになります。

 

1ヶ月20日間活動した場合、1ヶ月のコミッションは5×20=100万円ということになります。

 

この営業マンは、自分の体を使って営業をするわけですから、

当然、獲得できる顧客の数には限りがあります。

 

これ以上コミッションを増やすためには労働時間を延ばすか、

1日に会う見込み客の数を増やすしかありません。

 

もちろん、これにも物理的な限界がいずれ来るでしょう。

 

一方、コピーの場合はどうでしょうか?

 

成約率10%のコピーができたとします。

 

100人の見込み客に送れば、10人の新規顧客が獲得できます。

 

これも同じように、顧客獲得1件あたり5000円のコミッションがもらえる場合、

見込み客100人にコピーを送れば5万円の報酬がもらえます。

 

では、この報酬を増やすためには、どうすればいいでしょうか?

 

答えは簡単。

 

 

できるだけたくさんの見込み客にコピーを送ればいい。

 

 

これには時間的にも、物理的にも、一切制約はありません。

 

 

あなたはどちらの「営業マン」を雇いたい?

残念ながら、生身の人間の営業マンだけでは、どうしても会える人は限られてきます。

 

職種や個人差によって違いますが、

一日に多くて10人ぐらいでしょうか?もう少し、少ないですか?

 

働ける時間も限られています。

 

しかし、「紙」がセールスマンになったらどうでしょうか?

 

読んでもらうことができれば、それこそ何百人、何千人と営業できてしまうわけです。

 

しかも、24時間365日営業活動をしてくれます。

 

さらに、それが「インターネット」ならいかがでしょうか?

 

ネットなら何十万人、いや、何百万人にだってアクセスすることができます。

 

想像してみてください。

 

いびきをかいて寝ている間に、

文章が勝手にセールスしてくれているところを。

 

趣味の草野球を仲間と満喫している時に、

LP(ランディングページ)から見込み客を大量に獲得しているところを。

 

おいしいフレンチのレストランで彼女と食事をしている裏で、

オンラインショップから自動的に商品が売れていくところを。

 

ちなみに、オンラインのコピーライティングのことを、

Salesmanship on DISPLAY」などと呼ばれたりしています。

 

いつでも、どこでも、何をしていても、コピーがあなたの代わりに営業をしてくれる。

 

これこそが、コピーライティングの持つパワーであり、

インターネットをビジネスに使う一番の醍醐味です。

 

さて、あなたならどちらの「営業マン」を雇いたいですか?

 

 

まとめ

 

リアルの営業だけでは、いずれ限界が来る。

コピーライティングのスキルを高めて、早めに「印刷された営業マン」を雇おう。

 

 

追伸

コピーライティングのスキルを高めたい!と思ったら最初に読む本は、これが絶対オススメ!

 

ウェブセールスライティング習得ハンドブック

 

 

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