僕たちがインターネットでビジネスをするためには、Yahoo!やGoogleといった検索エンジンを味方につけることは避けられません。
検索エンジンから集客することを一般的に「SEO(検索エンジン最適化)」と呼びます。
ここでは、知っていそうで意外に知らない「検索エンジンの使い方」について解説しています。
7つの検索コマンド
検索エンジンには、より効率的に探したい情報を見つけるための「検索コマンド」と呼ばれるものがあります。
しかし、これをあまり知らない人がとても多いようです。
SEOといった専門的な知識を学ぶ前に、まずは初歩的な「検索エンジンの使い方」を知ることが重要です。
検索コマンドには、大きく分けて7つのコマンドがあります。
1:AND検索
複数のキーワードすべてが含まれるページを検索したい場合。
複数のキーワードをスペースで区切って入力することで、入力順に関わらずそれらのキーワードがすべて含まれるページを検索することができます。
例:渋谷のイタリアンについて調べたいとき。
「渋谷」「イタリアン」のすべてが含まれるページを検索する。
2:フレーズ検索
ひと続きの文章で検索したい場合。
全体を「"」(ダブルクォーテーション)で囲うことで、文・文字列(フレーズ)検索することができます。
例:「海の見えるカフェで読書」を調べたいとき。
「海の見えるカフェで読書」の含まれるページを検索する。
3:OR検索
複数のキーワードのいずれか1つを含むページを検索したい場合。
複数のキーワードの間に「OR」を入れると(ORは半角大文字、ORの前後に半角スペースを空ける)、それらのキーワードのいずれか1つが含まれたページを検索することができます。
例:「名古屋の行き方」を調べたいとき。
「名古屋」の「行き方」と「高速バス」のいずれかが含まれるページを検索する。
4:マイナス検索
特定のキーワードを含まないページを検索したい場合。
「-」(マイナス)の後にキーワードを続けて入力することで、そのキーワードを含まないページを検索することができます。
例:「スタバではないカフェ」を探したいとき。
「カフェ」を含むが「スタバ」を含まないページを検索する。
5:site:検索
特定のドメインやサイト内のみを対象として検索したい場合。
「site:」の後にドメイン名を追加することで、特定のサイトを検索することができます。(他キーワードとの間には、半角スペースを入れる)
例:「SNSストーリーブランディング集客の教科書の中で、マーケティングに関するページ」を探したいとき。
「dearnippon.comドメイン」のサイト内で、「マーケティング」の含まれるページを検索する。
6:TITLEWORDS検索
ページのタイトルに特定の文字列が含まれているページを検索したい場合。
「TITLEWORDS()」の()内に文字列を追加することで、ページのタイトルに特定の文字列が含まれているページを検索することができます。(他キーワードとの間には、半角スペースを入れる)
例:「ページのタイトルに書評が含まれるサイトからワンピースに関するページ」を検索する。
7:URLWORDS検索
URLに特定の文字列が含まれているサイトを検索したい場合。
「URLWORDS()」の()内に文字列を追加することで、URLに特定の文字列が含まれているサイトを検索することができます。(他キーワードとの間には、半角スペースを入れる)
例:「URLにtravelが含まれるサイトからパリに関するページ」を検索する。
以上、
7つの検索コマンドを使いこなすことができれば、インターネットから効率よく情報を集めることができます。
検索エンジンを攻略するためには、まずは、自分自身が検索エンジンを使いこなす必要があります。
特に、技術的な問題やトラブルはインターネットで検索すれば、たいていの場合、わかりやすいサイトが見つかり、すぐに問題を解決できます。
これを活用しない手はありません。
自分で検索して、自分で解決したトラブルというものは、もう一度同じようなことがあってもすぐに解決できるようになります。
つまり、「応用力」が身につきやすいのです。
そういう意味でも、ぜひ「検索コマンド」を使いこなして、検索エンジンに慣れ親しんでください。
まとめ
日頃から検索コマンドを駆使して検索エンジンを味方につけよう。
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