今回は、
「今さら私なんかが情報発信をして、意味があるのでしょうか?」
「すでにすごい人たちがいて、私なんかのブログを読んでくれるとは思えません…」
「なんの実績もない私なんかのメルマガに価値があるんでしょうか?」
といった、「情報発信ビジネス」に関するよくある疑問や不安を解消できればと思います。
この記事の目次
情報発信ビジネスの「仕組み化」とは?
昔から、報酬(お金)を得るには、
「自分の労働力と時間を切り売りするもの」
という固定観念が染み付いてしまっている人が多いです。
いわゆる、「サラリーマン思考」というやつですね。
しかしもし、あなたがこれから「情報発信ビジネス」をやろうと思うなら、発想を根本的に変えなければいけません。
簡単に言えば、
僕らは「雇われる」のではなく、「雇う側」になると決意することです。
それが「ビジネスを所有する」ということです。
そこで重要になるキーワードが「仕組み化」です。
つまり、自分がいなくても自動で収入が発生する「仕組み」を手に入れるわけです。
具体的には、
- 「人」による仕組み化
- 「機械(ネット含む)」による仕組み化
この2つが代表的です。
当然ですが、「情報発信ビジネス」の初期段階は、「労働100:仕組み0」のように、自分の時間と労力を100%投入して、ガリガリ作業をする必要があります。
でも、これが面白いもので、作業をやっていくうちに、まるでジグソーパズルをサクサク当てはめていくかのごとく、だんだん作業がラクになってきます。
「これは、自分じゃなくてもできるな。」
「これは、あれと組み合わせれば労力は半分だ。」
「これは、ツールで自動化できるんじゃないか?」
みたいな仮説を立てられるようになります。
そうすると、外注やアルバイトを雇って代わりにやってもらったり、ツールで自動化することができます。
その結果、時間に余裕ができます。
そして、空いた時間で、また新しいシステムを構築する。
つまり、これを繰り返すというわけです。
ミッション:思考のパラダイムシフトを起こせ!
例えば、あなたが1つのブログから月に10万円稼げるようになったとします。
そのうち、5万円をアルバイトに作業代を渡して、そのシステムを代わりに運営してもらうことだってできます。
そうすると、あなたの取り分は5万円に減るけど、時間の余裕ができます。
言い換えれば、5万円で時間を買ったのと同じことです。
その空いた時間で新しいことにチャレンジしていくのです。
稼いだ10万円をそのまま自分のポケットにしまうのではなく、種をまいて、育てるという感覚に近いですね。
この意識がないと、一生パソコンに向かい続けることになります。
せっかく「会社の奴隷」でなくなったのに、今度は「パソコンの奴隷」になるという、皮肉な現実が待ってるわけです。
実はこれ、僕自身の話なんですけどね。。苦笑
ここだけの話、、、「コピーライター」として独立した当初(2015年)から、ホントここ最近までずっと「パソコンの奴隷」と化してましたからね、わたくし。。。汗
「よっしゃー、これで俺も自由やー」なんて意気揚々と起業したけど、まったくの幻想でした。。ホント、マジで笑えない・・泣
(でも、ここでは笑ってくださいねw)
とはいえ、この「コピーライター」という一事業主としての経験があったからこそ、「仕組み化」の重要性が身に沁みて理解できたのはとても大きなことでした。
弱者が目指すべきビジネス戦略とは?
僕たち個人起業家(弱者)が目指すべきビジネス戦略はいたってシンプルです。
ビジネスを「点」として捉えるのではなく「線」で捉える。
①コピーライターという「単体」でお金を稼ぐのではなく、「情報発信ビジネス」という「仕組み」でお金を稼ぐ。
↓
②そして、ちょっとずつ「儲けの仕組み」を増やしていく。
以上。
この2ステップです。
つまり、僕たちは、「働かなくても儲かる仕組み」を所有することが一番の目的です。
まずは、「サラリーマン思考」から「経営者思考」に考え方をシフトさせる。
そして、労働の対価として稼ぐのではなく、資本を作り、「人」や「システム」にお金を稼がせる。
まずは、この思考の「パラダイムシフト」を起こすことが重要です。
また、他にもこんな質問をよく耳にします。
私なんかが今さら情報発信をして意味があるのでしょうか?
すでにすごい人たちがいて私なんかのメルマガを読んでくれるとは思えません…
なんの実績もない私なんかのメルマガに価値があるんでしょうか?
これらの悩みや不安は、「情報発信ビジネス」を始めようとする多くの人が最初にぶつかる壁です。
でも、情報発信ビジネスで大事な本質というのは、もっと別のところにあります。
情報発信で大事なのは、「○○」ではなく「○○」
例えば、
- アフィリエイトで月1000万円稼げる情報
- アフィリエイトで月1万円稼げる情報
この2つを比較すると、優劣で言えば、当然「月1000万円」の方が有利です。
でも、実際に月に1000万円稼ぎたい人がどれぐらいいるでしょうか?
月1000万円よりも、現実的に「月1万円」稼ぎたい人の方が実際、求めてる人が多い可能性が高いです。
つまり、どんな情報でも、きちんとした方法で情報発信すれば、そこには必ず「価値」が生まれます。
極端な話、1円も稼げてなくてもあなたの情報には「価値」があると思う人もいます。
例えば、
「全くの0から順に日々ステップアップしていく様」
を実践記形式で発信したらどうでしょうか?
これは、「実績がない人」だからこそ発信できる情報です。
逆に、あまりに凄すぎる人の話だと、
「どうせ、あんただからできたんだろ?」
と斜に構えてしまう人も多いでしょう。
でも、自分と同じぐらいのレベルの人が実践している様子を見れば、情報を素直に受け取ることができるかもしれません。
つまり、情報発信ビジネスで大事なことは、情報の「優劣」ではなく、情報の「差異」なのです。
実績がないことを嘆くのではなく、実践したことをひたすらアウトプットして情報発信していく。
これも一つの戦略です。
情報に価値をつけるのは、「○○」ではなく「○○」
実際、僕がこうやってあなたに情報発信しているのも同じことです。
あなたにとって「価値」があるからこの記事を読んでくれているんですよね?(そう願いたいw)
もしかしたら、
「さっさと、手っ取り早くネットで1億円稼ぎたい!」
と思ってる人がこの記事を読んだら、あくびが出るほど退屈で、回りくどくて、面倒くさくて、説教がましくて、うっとうしいと感じるかもしれません。
でも、それでいいんです。
僕もそんな人に向けてこの記事を書いていないし、誰でも彼でも読んでもらおうなんて1ミリも思っていません。
ここで大事なのは、僕がこうして発信している「情報」に価値があると判断するのは「僕」ではありません。
あくまでも、読者である「あなた」ということ。
つまり、
情報に価値をつけるのは、「自分」ではなく「読者」である。
これもとても大事な考え方なので、これから「情報発信ビジネスをしたい!」と思ってるいる人は、肝に銘じておいてください。
それぐらい重要な考え方です。
ミッション:「弱み」を「強み」に変換せよ!
もう一つ大事な考え方があります。
「強みと弱みは表裏一体」だということです。
一見すると「強み」な部分が実は「弱み」にもなり、逆に、「弱み」に見える部分も「強み」に変換することができます。
例えば、メルマガ部数10万部の発行者がいるとします。
これはある意味で「強み」です。
初心者の人からすれば、あまりにも異次元すぎてイメージがわかないでしょう。
でも、逆に、これだけ大量の部数があると読者1人1人とやり取りすることはほぼ不可能です。
これは見方によっては「弱み」です。
逆に、あなたのメルマガ発行部数が10部の発行者だったらどうでしょう。
日本でたったの10人しか読んでいないので、これは一見すると「弱み」です。
でも、その10人の読者と、一対一でしっかりとやり取りしたらどうでしょうか?
メールだけでなく、チャットワークでのフォロー、スカイプやZoomを使って一対一のやり取りをする。
これは大規模でメディアを運用する人間には絶対にできないことです。
そこまで手厚くサービスをすれば、あなたの熱心な”ファン”になる人が現れてもおかしくないですよね?
これは考えようによって、メルマガ部数が少ないことを「強み」に変換できるわけです。
要するに、「捉え方」と「解釈」の問題だということです。
過去の自分の棚卸しをしよう。
とは言え、、、
時間、資金、人脈、気力、媒体力・・・
最初の頃は、ナイナイ尽くし。
足りないものばかりで怖気付くのも無理はありません。
でも、それは事実として受け入れるしかないでしょう。
重要なのは、その「弱み」をいかにして「強み」に変換できるかにかかってきます。
工夫次第で、あなたの「弱み」はいくらでも「強み」に変えることができます。
そして、誰でも他人より秀でているものが必ず一つはあります。
他人が求めている情報であなたしか知らない情報も必ず一つは持っているはずです。
それは一体何でしょうか?
ぜひ一度じっくりと、過去に自分が経験してきたことの棚卸しをしてみてください。
きっと「情報発信ビジネス」のアイデアの種がたくさん見つかることでしょう。
まとめ
- 「サラリーマン思考」から、「経営者思考」にパラダイムシフトを起こそう。
- 情報の価値とは、「優劣」ではなく「差異」である。
- 情報発信で大事なのは、「実績」ではなく「実践」である。
- 情報に価値をつけるのは、「自分」ではなく、「読者」である。
- 「強み」と「弱み」は表裏一体。捉え方と解釈のパラダイムシフトを起こそう。
追伸
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